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YKK APの樹脂窓「かんたん マドリモ」の価格や耐久性・防火性は?補助金についても紹介

ここでは樹脂窓の耐久性・防火性や補助金などの情報や、YKK AP「かんたん マドリモ」シリーズの価格や特徴について紹介します。
ここでの内容

・YKK APは樹脂窓の出荷数量No.1のメーカーで、リフォーム用には工事が簡単な「かんたん マドリモ」シリーズがあります。

・樹脂窓には高い断熱性、結露を抑える防露性、防音・遮音性、耐久性といった特徴があり、住環境の改善や高い省エネ効果が見込めます。

・特に健康面ではヒートショックの抑制や健康寿命の延伸などの効果があり、口コミではアレルギー性鼻炎やアトピー、ぜん息の改善などの効果があったという口コミもありました。

・「かんたん マドリモ」シリーズは工事費用が抑えられ、工期も約半日~1日と短くて済みます。

・マドリモ 断熱窓は防火仕様にはなっておらず、別途シャッターか通常の高断熱樹脂窓での対応が必要になります。

・樹脂窓は補助金が利用できることがあり、国の補助金が2024年度については最大約50%、その他各地方自治体の補助金が併用できることもあります。

・YKK APの樹脂窓は、全国のMADOショップに相談・依頼することができます。

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YKK APの樹脂窓

はじめに

YKK APってどんな会社?

YKK AP株式会社はファスナーで有名なYKKのグループ企業です。

APとは「Architectural Products」、直訳すると「建築用工業製品」という意味です。

YKKのアルミ加工の技術を活かして、窓・サッシや玄関、エクステリア商品などを製造しています。

樹脂窓や各種窓をはじめ玄関ドア、ビル用カーテンウォールなど様々な商品の出荷数量や人気ランキングでNo.1になるトップ建材メーカーです。

樹脂窓って何?

樹脂窓とは窓のフレームが樹脂が出来ている窓のことです。

従来は木製やアルミの窓が多かったのですが、樹脂窓は

  • 断熱性
  • 防音性
  • 省エネ効果
  • 防露性能
  • 耐久性
  • デザイン性

の点で優れておりヘルスケア、経済性、デザイン性などの観点での利点があります。

特徴の詳細について以下で説明したいと思います。

樹脂窓の特徴

断熱性 樹脂フレームと複層ガラスのダブルで高い断熱性
ヘルスケア 高い断熱性によるヒートショックの抑制や健康寿命の延伸効果
省エネ効果 高い遮熱性・断熱性により節電・節約
防露性能 断熱性能により結露の発生を抑制し、ハウスダストも抑制
防音性・遮音性 高い気密性で騒音を低減
耐久性 耐久性のあるPVC樹脂製で、長期間劣化しにくい
デザイン 好みが見つかる多様なサイズ・形状・色

高い断熱性

樹脂窓は複層ガラスと樹脂フレームの組み合わせにより、高い断熱性を持ちます。

そのため外部の気温変化に強く、室内の温度を一定に保つことができます。

複層ガラスは内部に空気層があり、単板ガラス(通常の1枚のガラス)の約4倍の断熱性能を持ちます。

また樹脂フレームは一般的なアルミフレームの約1,400倍熱を伝えにくいため、その組み合わせで高い断熱性が発揮されるのです。

樹脂窓のヘルスケア効果

樹脂窓の断熱性に関連して、室内の温度を一定に保つ利点は快適に暮らせるというだけではなく、健康の維持ということもあります。

資料で説明しますと、イギリス保健省が冬期の室温が健康に与える影響に関する指針を出しています。

それによると、冬期にあまりの低温だと低体温症になります。

しかしそこまでいかないある程度の低温でも、呼吸器系疾患への影響や血圧の上昇、心臓血管疾患のリスクがあるとされています。

(出典:英国保健省年次報告書、2010.3)

ヒートショックの抑制

断熱効果により部屋の中の気温が一定に保たれると、ヒートショックの抑制にもなります。

ヒートショック現象とは気温の変化により血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こる現象のことです。

冬場の入浴時に起こるのが有名ですが、断熱が不十分な住宅では、冬の日の朝などには部屋ごとの温度差が10℃以上になり、ヒートショックは起こりえます。

特に高齢の方は気温差による血圧の上昇が大きく、注意が必要です。
下のグラフで、起床時に20℃の部屋から10℃の部屋に移動した場合の血圧の上昇具合がわかります。

年齢が高くなるほど血圧の上昇は大きくなり、80歳男性では11.2mmHgもの差が出来ますので注意が必要です。

対策として、窓の断熱効果を上げて室内の温度差をなくすことで、心臓や血管の負担を軽くすることができます。

(出典:「スマートウェルネス住宅等推進事業」資料)

健康寿命の延伸

健康寿命とは、日常生活が健康上の問題で制限されずに生活できる期間、つまり介護が要らない期間のことを言います。

その健康寿命について、断熱効果により健康寿命が延びるという報告もあります。

下のグラフは断熱効果のある温暖住宅の居住者と、そうでない寒冷住宅の居住者の健康寿命を比べたものです。

脱衣所の室温が12.4℃と14.6℃と2.2℃違うだけで、要介護の割合が50%になる年齢が4歳も伸びるというデータになります。

いつまでも健康でいたいという人には、断熱効果のある樹脂窓がおすすめです。

(出典:林侑江、伊香賀俊治、星旦二、安藤真太朗:住宅内温熱環境と居住者の介護予防に関するイベントヒストリー分析 ー冬季の住宅内温熱環境が要介護状態に及ぼす影響の実態調査ー 日本建築学会環境系論文集, Vol.81, No.729, 2016.11)

すぐれた省エネ効果で節電・節約

断熱性の高い窓があると、室内温度への外気からの影響を減らすことができます。

夏は室内温度の上昇を抑えることができますし、冬は暖かい室内の温度が下がるのを防いでくれます。

そのためエアコンなどの冷暖房代を減らすことができ節電・節約につながります。

下の図は一般的なアルミフレームと単板(1枚)ガラスの窓と、YKK APの複層ガラスの樹脂窓の冷暖房費の比較をした表です。

特に暖房費がお得になることがわかり、10年間で23~24万円も節約できるという結果になっています。

【年間冷暖房費の比較 算出条件】
●住宅モデル「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン 2階建て/延床面積:120.08㎡/開口面積:25.2㎡(1~3地域)32.2㎡(4~8地域) ●使用ソフト AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/株式会社 建築環境ソリューションズ ●気象データ「拡張アメダス気象データ」2010年版 標準年/(一社)日本建築学会 ●想定生活者 4人家族(夫婦+子供2人) ●想定冷暖房機器「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」に準拠 ●空調設定 暖房:22℃ 冷房:25℃・60% ※但し室温が暖房は設定温度以上、冷房は設定温度以下の場合、冷暖房機器は運転しない。●電力量単価 27円/kW(h 税込)(/ 公社)全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力目安単価※年間電気代(エアコン)は上記算出条件に基づいた結果であり、保証するものではありません。
●算出検証日2018年5月17日●算出対象地域:東京都

防露性能

断熱性のある樹脂窓の特長として、結露を防ぐことがあります。

結露は冬の寒い時期に、室内の湿気が冷たい窓に触れた際に発生します。

結露が発生するとカビやダニが発生し健康に影響しますし、結露の付着により木材の腐食など建物の耐久性に影響する問題も発生します。

樹脂窓は高い断熱性能がありますので、窓の内側が冷たくならず、室内の湿気が窓に触れて結露するリスクが低くなります。

ハウスダスト症候群の抑制

ハウスダスト症候群とは建物内のハウスダストに対するアレルギー性疾患で、主な症状としてくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状があります。

ハウスダストとは微小な物質で、カビやダニの死骸やフン、花粉、ペットの毛や皮膚、昆虫の死骸などが含まれます。

樹脂窓なら結露の発生を抑えますので、カビやダニの発生を抑制することができます。

耐久性

樹脂窓はPVC(ポリ塩化ビニール)樹脂が主成分で、紫外線や湿気、気温の変動に対しての耐性があり、長期間にわたって劣化しにくい性質があります。

そのため樹脂窓は経年劣化や風雨のダメージに強く、補修の必要性が少なく、表面の汚れを拭き取るのも容易にできます。

壁内結露の抑制

壁内結露とは壁の内部や断熱材などで発生する結露現象です。

空気は冬は暖かい室内から外へ、夏は暑い外から室内へ移動する性質があり、水蒸気を含んだ空気が壁で冷やされると壁内結露が発生します。

壁内結露が発生すると、壁の断熱材にカビが発生したり、柱などを腐らせる可能性があり、健康面や耐震性に影響するようになります。

断熱性と気密性の高い樹脂窓なら、壁内結露を完全に防げるわけではありませんが、ある程度予防することができます。

そのため樹脂窓の設置により健康な住環境を維持したり、住宅の寿命を延ばすことが期待できます。

防音性・遮音性

樹脂窓は気密性が高く、窓のフレーム間に隙間が少ないため、外部からの騒音を低減する効果があります。

交通量が多かったり、騒音が大きい場所にある住宅では、騒音を遮断して快適な生活を送るのに樹脂窓が役立ちます。

特に騒音が大きく、防音性・遮音性を求める場合は窓が2重の樹脂窓(YKK APの場合は「マドリモ 内窓 プラマードU」)の方が効果が高く、おすすめです。

多様なデザイン

樹脂窓はデザインが多様で、いろいろなサイズや形状、色、スタイルのものがあります。

建物の外観や内装に合った、自分好みのデザインがきっと見つかります。

以下に施工例を載せておきます。

YKK APウェブサイトにもラインアップがありますので、ご参照ください。

またYKK APウェブサイトのかんたん診断を受けると、WEBカタログも見ることができますので、参考にしましょう。

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YKK APの樹脂窓

YKK APの樹脂窓の特徴

ここでは樹脂窓の中でNo.1の出荷数量を誇るYKK APの樹脂窓の説明をしていきます。

「かんたん マドリモ」シリーズ

YKK APのリフォーム用樹脂窓は「かんたん マドリモ」というシリーズ名です。

窓の交換や取付けが短時間の簡単作業で行えるのが特徴です。

マドリモ 断熱窓

「マドリモ 断熱窓」は、カバー工法と呼ばれる今ある窓枠に新しい窓枠を被せる工法で、壁を壊さずに窓交換が可能で、工事は約半日*しかかかりません。

カバー工法のため窓が既存の大きさよりも若干小さくなりますが、工事は簡単です。

マドリモ 内窓 プラマードU

「マドリモ 内窓 プラマードU」は今ある窓の内側に新しい窓を取付けて二重窓にするものです。

工事は更に簡単になり約60分程度*のお手軽なリフォームになります。

窓を開閉する際には2回の開閉が必要になりますが、特に騒音の大きさにお悩みの方には防音性・遮音性に優れた二重窓がおすすめです。

*施工時間はあくまで目安です。条件により変わります。

マドリモの価格は?

価格についてはYKK APウェブサイトに商品代+工事代の参考価格が明記されています。

またYKK APウェブサイトの無料かんたん診断を行うと、おすすめ商品のサイズ別の参考価格がわかります。

マドリモは設置工事が簡単な分工事費用が抑えられますし、高い断熱効果による省エネ効果や住環境の改善を考えると、費用対効果が高い商品です。

特に費用を抑えたい方は、内窓を設置するだけの「マドリモ 内窓 プラマードU」だとより費用を抑えることができます。

また後に説明する補助金を利用すれば、更にお得に窓リフォームすることができます。

防火性は?

カバー工法のマドリモ 断熱窓戸建用については、防火仕様にはなっていません。

防火地域、準防火地域での設置など防火対応が必要な場合は、別途防火仕様壁付けシャッターを付けるか、マドリモではない高断熱樹脂窓での対応になります。

MADOショップについて

「MADOショップ」とはYKK APとパートナーシップを結ぶ、全国に展開される窓リフォームのお店です。

YKK APの直営ではありませんが、外部の協力店として豊富な施工実績がある店が多く、経験豊富なプロに気軽に窓リフォームに関する相談ができます。

YKK APウェブサイトで無料かんたん診断をすると、お近くのMADOショップを紹介してもらえます。

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YKK APの樹脂窓

 

樹脂窓リフォームの補助金は?

断熱性のある樹脂窓のリフォームには補助金があります。

先進的窓リノベ事業

こちらは環境省が行う窓の高断熱化リフォームに対する補助金で、2024年度は5万円から最大200万円まで、約50%相当が還元される予定です。

令和5年11月2日以降着工のものが対象で、2023年12月時点ではまだ詳細が発表されていませんが、交付申請の開始は3月中下旬となっています。

予算に達してしまえば終了しますので、早めの申請が必要です。

詳細は窓リフォームの工事を検討する際にMADOショップや施工業者に確認してみましょう。

関連記事もありますので、ご参照ください。

国のリフォーム補助金「住宅省エネ2024キャンペーン」はいつから?国の省エネリフォーム補助事業「住宅省エネ2024キャンペーン」が過去最大の予算で行われます。その内容や補助対象や補助金額などの情報を分かりやすく説明します。...

地方自治体の補助金

県や市町村などの地方自治体でも省エネルギー化などの名目で、断熱性の上がる窓リフォームに対する補助金があります。

各地方自治体に問い合わせるか、YKK APウェブサイトの無料かんたん診断に回答すれば、お住まいの地方の補助金情報もわかります。

この各地方自治体の補助金は、政府が行っている補助金事業と併用できることもあり、更にお得にリフォームすることも可能です。

こちらも詳しいことは、地元の施工店であるMADOショップや施工店に確認してみましょう。

YKK APの樹脂窓の口コミ評判は?

YKK APの樹脂窓の口コミ評判については、YKK APウェブサイトにお客様の声があり、

  • 結露しなくなり、カビが生えなくなった。
  • アレルギー性鼻炎やアトピー、ぜん息が改善された。
  • 断熱効果が上がり、省エネになった。

といった、住環境の改善に関する内容がありました。

その他の口コミでは、X(旧Twitter)などにも、

といった利用者のレビューや工務店さんのおすすめなどの良い口コミ評判がありました。

YKK AP樹脂窓の相談・依頼方法

YKK APの樹脂窓はいろいろな相談・依頼方法があります。

かんたん診断

YKK APウェブサイトのかんたん診断で、商品代・工事代の参考価格や推奨商品を無料でチェックすることができます。

YKK APウェブサイトの途中や右上に表示される上のような無料診断から進みます。

上のように質問が表示されますので答えていきます。

質問内容は、下記の内容です。

  • 住まいのタイプ(戸建て、マンション・アパート(賃貸か否か)、その他)
  • 住まいの構造(木造、鉄骨造ハウスメーカー、RC造、鉄骨造、わからない)
  • 窓ガラスは網入りか(網が入っていない、網入りガラス、わからない)
  • リフォーム箇所(窓(窓交換・内窓)、玄関ドア、シャッター・雨戸など)
  • 住まいの悩み(寒さ・結露、騒音、光熱費、老朽化、その他)
  • 郵便番号

回答を入力・送信すると、おすすめ商品と参考価格、お住まいの自治体の補助金制度に関しての情報が表示されます。

地方自治体の補助金が先進的窓リノベ事業と併用できる場合もあるので、各地方自治体に確認してみましょう。

また相談に進む場合は、方法を選ぶことができます。

電話・メールでの問い合わせもできますが、それ以外の相談方法もありますので以下で説明します。

MADOショップに問い合わせ

かんたん診断を受けると、郵便番号から近くのMADOショップを紹介してもらえますので、メールか電話で問い合わせをします。

近くのMADOショップでしたら、相談するにも実際現地を見て的確なアドバイスをもらうことができるのでおすすめです。

オンラインカウンセリング

いきなりお店に相談するのが不安な方、もう少し先に情報を集めたい方などはオンラインでのカウンセリングをしてもらうことができます。

オンラインカウンセリングはスマホで実際に自宅の窓を映して確認しながら相談できますので、より的確な提案を受けることができます。

またカタログや資料も画面に表示して説明してくれますので、よりわかりやすいです。

オンラインカウンセリングでまず相談してから、MADOショップに問い合わせしてもいいでしょう。

まとめ

樹脂窓には断熱性・防露性・防音性などの特徴があり、住環境が改善し健康面や経済面でメリットがあります。

その中でもYKK APは断熱窓出荷実績No.1で、リフォーム用の「かんたん マドリモ」シリーズは工事も簡単で時間もかからず、費用も抑えられるためおすすめです。

全国にあるMADOショップには経験豊富なプロの職人さんがいますので、お気軽に相談できます。

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