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リフォームの現地調査のポイントと見積もり依頼の仕方

ここでの内容

リフォームの見積もりのための現地調査を依頼する際、

・依頼は2~3社に行う

・相見積もり(複数社への見積もり)であることを伝える

・無料であることを確認する

現地調査の当日は、

・予算を伝える

・出来れば図面を用意する

・要望や質問の漏れがないようにする

・各社同じ条件で見積もりを依頼する

・見積もりの提出期限を確認しておく

要望をまとめる事前チェックシートはこちらの記事で

リフォームの現地調査

リフォーム見積もり依頼の候補を検討したら、いよいよ現地でリフォーム箇所を確認してもらう現地調査を依頼します。

現地調査では、リフォーム会社の担当者に実際の現地に来てもらい、施工箇所の確認をしてもらいます。

部屋や設備の採寸が行われ、リフォーム箇所の状態確認が、天井裏や床下などまで目視で行われたり、写真で記録されたりします。

現場を見る前にも概算費用を出してくれるサービスもありますが、あくまで概算で、実際現場を見ると新たに必要な工事が出てきたりします。

(ちなみに概算の価格は、リフォーム会社に概要を伝えれば教えてくれますし、例えばリフォーム会社紹介サイトの「優良工事店ネットワーク」で図面をファックスで送れば具体的に見積もってもらえますので、事前の参考にしてみるのもいいでしょう。)

図面で見積してもらえる「優良工事店ネットワーク」の紹介はこちらの記事へ

事前に家族で検討した事前チェックシートの内容を基に、漏れのないように、イメージなども具体的に、写真や雑誌もあれば見せて説明するようにしましょう。

事前チェックシートもある事前準備のポイントについてはこちらの記事へ

その他の事項も含め、現地調査時のポイントをまとめてみました。

「現地調査依頼時」のポイント

依頼は2~3社に行う

見積もり時にどれだけ丁寧に説明を受けても、やはり1社の説明だけでは価格、内容が妥当かの判断はつかないと思います。

そのため複数の会社に見積もり依頼をする必要があるのですが、あまり多いと現地調査や検討の手間がかかってしまいますので、見積もりは2~3社に依頼すようにしましょう。

見積もりをする工務店などにとっても、見積もり自体が現地調査から自社の工賃の計算や各依頼先、仕入れ先への見積もり依頼、またそれをまとめるなど手間がかかる仕事です。

工務店などの大手でないところは人手が少ないため、忙しい時期だと見積もり依頼の時点で断られることもありますので、その辺は理解しておきましょう。

現地調査は各社それぞれ1~2時間ぐらいで考えましょう。

一度に全社に現調査に来てもらえば一度で済みますが、こちらへの提案や要望に対する対応などへの差や各社の特徴が分かりにくくなります。

それぞれの会社と話す時間も少なくなりますし、呼ばれた方も気持ちがいいものではありませんので、別々の時間を設定しましょう。

相見積もり(複数社への見積もり依頼)であることを伝える

※相見積もり(あいみつもり)とは・・同じ条件で複数の会社から見積もりを取り、価格や条件を比較することをいいます。

上記のとおり、2~3社から見積もりを取る「相見積もり」になるわけですが、依頼時に他社からも見積もりを取ることを伝えておきましょう。

複数社での検討であることが分かっていれば他社よりも価格や質で上回ろうとする提案をしてもらうことが期待できます。

また会社によっては忙しすぎて手が足りないので、取れるかどうか分からない相見積もりの依頼には応じない、という会社もあり、途中で分かると怒られる場合もあります。

そういうところは新規のお客が要らないぐらいに忙しく、腕がいいのかもしれませんが、他と比較せずに決めるのは不安ですので、あきらめるしか仕方がないでしょう。

見積もりが無料であることを確認する

見積もりは基本的に無料であることが多いですが、まれに有料の会社もあります。

見積もり依頼時に無料なのか、また一部有料などの場合はどこまでが無料でできる範囲なのかを確認しましょう。

「現地調査時」のポイント

予算を伝える

事前に予算を伝えておけば、それに収まるか、もしくは希望に近い提案を考えてくれます。

リフォームは調べてみると余計に補修する場所が必要になったり、話をするうちにいい設備が欲しくなったり、どうしても当初の予算よりも余計にかかりがちになります。

実際に伝える希望の予算と、それより+10~20%の上限を決めておくのがいいでしょう。

図面を用意しておく

新築時の図面があれば用意しておきましょう。

リフォーム会社が一から計測して図面をつくる手間が省けますし、より正確な見積をだしてもらえます。

要望や質問の漏れがないようにしておく

漏れのないよう、事前に希望をチェックシートにまとめておきましょう。

事前チェックシートもある事前準備のポイントについてはこちらの記事へ

希望は出来るだけ細かく伝えるようにして、仕上がりのイメージの違いがないように、見積りが正確に出るようにしましょう。

また現場で疑問に思ったことは遠慮せず聞くようにして、後から疑問点が残らないようにしましょう。

質問に対する対応で会社の印象が変わってくると思いますので、どの会社を選ぶかの基準にしましょう。

各社に依頼する見積もりの条件を同じにする

各社それぞれに違う工事の条件や設備の希望を伝えては、見積もりの比較ができなくなります。

設備や使用する資材などで具体的な希望があれば、各社にちゃんと伝えるようにします。

現地調査時に希望が変わった場合、他の会社にも伝えるようにしましょう。

忙しい会社でしたら、プランの変更が何度もあると、断ってきたり、ひどいところだと怒ったりすることもあります。

そのため、最初に家族で希望をよく話し合い、リフォームの優先順位を決めておき、変更は最小限(できれば1回で)収めるようにしましょう。

見積り提出の期限を確認しておく

見積もりの作成は、設備・も材料の仕入れ先からの見積もりや各施工会社からの見積もりを集めることが必要で、結構大変で時間がかかります。

そのためリフォームの規模にもよりますが、見積もりの作成には2~3週間かかる場合もあり、なかなか見積もりを出してこない会社もあります。

待っている方としてはいつまで待てばいいか分からないと不安ですし、比較する見積もりが出揃わないと依頼先が決められません。

現地調査の際に必ず見積もりの期限を確認しておきましょう。

期限が決まっていれば安心ですし、過ぎれば堂々と催促もできます。

ちゃんとした会社でしたら期限を守るでしょうし、期限を期限が過ぎそうな時は一旦連絡してくるでしょう。

遅れても何の連絡もしてこないところは、管理体制が出来ていないと思われますので、頼まない方がいいでしょう。

 

次は出てきた見積もり費用の内容を検討することになります。